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2009年1月

2009年1月31日 (土)

血液型

血液型の特徴についてはよく知りませんが、私と子供2人ともがB型で、れんちゃんだけA型と言うと、よく「れんちゃん大変だねー。」と言われます。でも、れんちゃんは会社に行っても、社長とれんちゃん以外はみんなB型なので、自分の周りにB型しかいない事に慣れているようです。

真夏の仕事中、れんちゃんの運転でお客さんの所に行く時、助手席に座ってる部下の子は、自分がエアコン効きすぎやな、と思ったら、無言でエアコンを止めるそうです。「ちょっと止めていいですか、とかなんもないで。やで俺、こそーっと窓少し開けて涼むんさ。」とれんちゃんは言います。その子は真冬でも、事務所のストーブをいきなり消すので、れんちゃんは寒いんだそうです。そして「あれいとそっくりや。」と言います。

また、年始やお盆にうちの実家の親戚たちと会う時、30人位集まっても、A型はれんちゃんだけです。結婚して10年経ちますが、親戚たちに全く無いウェルカム精神に、最近ようやく慣れてきたそうです。こないだ嫁いで来た従兄のお嫁さんに、れんちゃんが過剰なもてなしをするのは、寂しい思いをもうさせたくないと思ってのことでしょう。けど、そのお嫁さんもB型なんだな。

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2009年1月30日 (金)

アイスクリーム

ロンドンに住んでいた時、近所においしそうなアイスクリーム屋さんがありました。よく人が並んでて、食べたいな、といつも思っていました。でも、私たちはいつもお金がなかったので、ちょっと高そうだし、あのアイスクリームは贅沢だな とも思っていました。

ある日、れんちゃんが仕事の帰りにそこのアイスクリームをひとつ、買って来てくれました。良く焼けたワッフルコーンに、まあるい薄緑のアイスクリームが乗っかっています。れんちゃんはうれしそうな顔をして、「あれい、食べな!」と言ってくれました。わーいうれしーい!ピスタチオやん!きゃっほー!いただきまーす! と、おや?あれ?これは、土ですか?これは、泥ですか?あなたは、これを、落としましたか?

まさかの転倒だったそうです。たぶん、おいしそうやなー、あれい喜ぶやろなー、とアイスクリームに見とれてたんだと思います。そして段差に気が付かず、こけたんだと思います。

「落とした所は水たまりだった。」と彼は言いました。そして「ちゃんと汚れたとこはすぐ取った。」とも。

れんちゃんがアイスクリームを持って、バーンとこけて、アイスクリームがべちゃっと落ち、あわてて拾い泥を落としてる、その様子を想像すると、アイスクリームがますますおいしく感じられるんでした。

れんちゃんは「おいしいか?」とじーっと私を見ていました。

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2009年1月29日 (木)

おはなしのたからばこ

フェリシモさんの「おはなしのたからばこ」の最後の3冊、とうとう届きました。30冊揃ったなあ。どれもこれも見事だ。すんばらしい!ちょっと涙ぐんでしまうほどに思い入れがあって、すべてを並べて見ていると、時が止まってるような、しびれてるような、奇跡を見てるような感じがします。

よかったよかった、ほんとうによかった。うれしいうれしい、ほんとうにうれしい!

「ピーナッくんのたんじょうび」がまた増版になって、それもうれしいんだな。

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2009年1月28日 (水)

電車

今日は家族で電車に乗りました。あてもなく、ただ電車を楽しみました。はらっぱを駆け抜け、看板も駆け抜け、枯れたススキやセイタカアワダチソウが波打っていました。車内は暖かく、乗客もまばらで、揺れる車内でうっとりしていました。

ドアの近くに映ったおばさんの頭の影が、おおかみさんみたいだ とボーイが大きな声で笑うので、気付いたおばさんが髪を撫でつけていたのが、こっそりと愉快でした。

昼ごはんを食べた食堂で、作業服を着たおばさん2人が山盛りの焼きそばをおかずに、白飯をがぶがぶ食べていたので、わー と見とれました。きっとあのおばさん達には大きく育った息子さんがいるな、なんかいいな と思ったんでした。

子供を育てたお母ちゃんの、大きくまあるい下腹には、たっぷりの愛情が入っているんですよー。

2009年1月27日 (火)

おなか

私はちびなので、おなかに赤ちゃんがいるとき、ものすごいおなかが大きく見えました。

れんちゃんに、「コントみたいや。」と言われるほど、大きなおなかでした。

今日は幼なじみで陶芸家のありかちゃんのとこに行って、ちょっと作品を作らせてもらって来ました。楽しかったな。

2009年1月26日 (月)

山登り

昨日はボーイと、ボーイのお友達と、そのお母さんとで、山に登ってきました。山と言っても、ハイキングコースのようになっているので、ボーイ達も楽しんで登ることができました。

ほとんどの草がかさかさに枯れてて、きのこもカワラタケしか見つけられませんでした。シダだけがすごい勢いで葉を茂らしているので、シダが怖いボーイは、木の棒でシダと戦っていました。

そのお友達は、ポケモンもゲームも大好きなので、戦うということを知っています。ゲームに無縁のボーイは、昨日はじめて戦うことを彼から教わっていました。やあ!とお!と、2人でシダをペンペンたたき、なぜかその後手を合せ、なむーっとしていました。シダが気の毒でしたが、雪の降る中、山でのちゃんばらごっこは、子供たちを頼もしく見せたんでした。

グリーンマンのボーイが、なぜシダだけは苦手なのか、本人もよく分からないようですが、怖い気持ちに打ち勝ったのか、最後にはシダをペロッと撫でて、バイバイ!と言っていました。

ゲームをすることがいいとか悪いとかは無しとして、ゲームに夢中になる子供は、その子の親がゲームの魅力に気付いているからだと思います。私はゲームの魅力に気が付いていない上、森や山、きのこ、草、木、花、それらのことを考えてる方がエキサイティングな風になります。ボーイはそんな両親を見ていたから、自然と同じ方向を向くようになったのでしょう。

子供が親に対し、「かっこいい」あるいは「おもしろそう」と思っていなければ、「親のして欲しくないことばかりして」も仕方ないじゃんか、と思います。「あんなのやってみたい」と思うから、子供はついてくるんだと思います。親は、子供にはもちろん、自分にも無関心でいてはいけないのだと思います。

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映画

すごく好きというわけではないけれど、なぜか何回も見る機会がある映画があります。「マーサの幸せレシピ」と新しい方の「ロリータ」です。

おとつい、また「ロリータ」を見ました。テレビでやってたのですが、またまた見入ってしまいました。「マーサの幸せレシピ」は何度見ても幸せな気持ちになりますが、「ロリータ」はいつもグーっと沈んで考え込んでしまいます。

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2009年1月24日 (土)

オリジナルペイント

みっけちゃんの、タイヤの上の所の、あのモリッとしてる部分の塗装がはげていて、さびが進んでて、触るとぺりぺりとめくれてきます。このまま放っておいたら、モリッの部分のさびがぼろぼろ崩れてきて、みっけちゃん、なんかハイレグみたいにならんやろか、塗装しなおした方が長持ちするやろか、ずっとずっと乗りたいんやに、とれんちゃんに相談したら、みっけちゃんをよく知ってる、ビートル専門のお店をしてる清水さんに聞いといたる、と言ってくれました。

何日か後にれんちゃんは言いました。「清水さんに、ずっと乗るには塗装しなおした方がいいですか、って聞いたら、あの車はオリジナルペイントやでいいんやーん ってさ。」

オ・リ・ジ・ナ・ル・ぺ・イ・ン・ト!オリジナルペイント!なんという響き!オリジナルペイント!おお、おおお!なんか清水さん答えになってないような気もしますが、この言葉に酔っ払った私は、みっけちゃんに乗るたび、「オリジナルペイントのかわいこちゃん」と褒めています。

オリジナルペイントとは、ビートルを作ったその時のままの塗装 ということです。ほとんどのビートルは塗装しなおしているそうです。みっけちゃんは、大切に乗られてきたということだと思います。

Ccf20090116_00000 これは前のビートルです。これは塗装しなおしてあったと思います。ハートのロリータサングラスをかけて気持ちのいいドライブをしてるところです。

2009年1月23日 (金)

石井君

子供にも大人にも大人気の絵本作家、石井聖岳君は、メリーゴーランドの絵本塾で同期でした。

絵本塾に入るのには、狭き門があって、誰でも彼でも入れるというわけじゃないんですが、その年はたしか4人くらいしか入れなかったんだと思います。入った時から気が合っていた石井君とは、ずっと一番仲良しでした。

石井君は、ちょっと浮世離れしてるような、不思議な雰囲気を持つ人です。それは作品に表れてると思いますが、とてもオリジナリティー溢れる、魅力的な人だと思います。

今月号の「ほっぺ」に一緒に載ったこと、石井君もとても喜んでくれました。

さー私も頑張るぞー おー!

2009年1月22日 (木)

たばこ

昨日れんちゃんが、リビングでたばこを吸いたいと言って、窓を1センチ位開け、火を付けたたばこを落ちないように挟み、ストローもその下に挟んで、吸ったたばこの煙をストローにて外に出していました。

ストローは曲がるタイプのものだったので、顔の角度に合わせることができ、なかなかいい感じでしたが、「やっぱりこんなん嫌や。」と1本でやめていました。

顔面を窓の隙間にくっつけて、外の誰かと内緒話をしてるみたいで、おもしろかったです。

2009年1月21日 (水)

ポニョ

今週は短編小説をたくさん読みました。何年か前にも、短編映画ばかり見ていた時期があったり、ドキュメント映画ばっかり見てた時があったりしたので、きっとはまっていたんだと思います。その時見た、ドキュメント映画の「落ち穂拾い」と「シネマニア」は、印象深く、いい映画でした。心地の良い暗さが、身近な日常に感じれたし、出てくる人たちがみなユニークで、人情深く温かで土臭く、そうだよな、生活ってこうだよな、と思いました。ハリウッド大作の、清潔できゃらきゃらした感じは、表面的なんだよな。と。

そんな私ですが、アニメ映画にはさほど興味がありません。テレビで見るアニメは好きなのですが。

ですが、ボーイに「ポニョ、みにいきたい。」と言われた時は、アニメだろうとなんだろうと、ボーイの映画デビューがうれしくって、はしゃぎました。そしてすぐ、映画館へボーイと直行しました。

ポニョは、色鉛筆で背景が描かれていたのが印象的でした。宮崎駿の映画はほとんど初めてでだったので、なめらかな動きとかわいい表情に驚き、のめり込みました。大きな波の上をポニョが駆けてくシーン、すごい迫力でいい場面でしたが、あれを実写でされるとうんざりするだろうな。

そのあと、家でれんちゃんがポニョの替え歌を歌っていました。何曲か歌った後で、いつもお菓子をぱくぱく食べてて、お昼寝だーいすき、寝起きがこわいよ、そしてお菓子をぱくぱくぱくぱく、というような歌詞だったので、「分かった!ガールの事や!」と笑ってたら、最後が「それがあれいちゃんー。」だったのでびっくりしました。私って、そうか。

2009年1月20日 (火)

イルカと父

父がそれに当選したのはいつだったか思い出せません。

家族でよく行っていた水族館が、イルカと一緒に泳ぎたい人を募集したのです。たしか当選者は1名だったと思います。

その募集に父が応募していたのも知りませんでしたが、当選したと聞いて、家族みんなで喜びました。

そして当日、ものすごいギャラリーの中、マイクを使っての飼育員の楽しいトークをほとんど無視して父は自己流の準備運動を始めました。イルカたちも、あの人だな、という感じで父を見ていました。

そして父はいきなり、プールに飛び込んだのです。飼育員は、あっっとびっくりしていました。そして、泳ぎの得意な父は、大きくて深いそのプールを、端から端まで、まっすぐ、何往復も泳いだのです。

イルカにふれあうのでは?じゃれたり乗ったりしないの?イルカを無視してザブザブ泳ぐ父の後ろから、どうしていいか分からない様子のイルカがついていきます。

「あの人イルカと泳ぎたいんじゃなくて、イルカのプールで泳ぎたかったんやな。」「イルカが動揺しとる。」会場ではいろんな声が聞こえています。

私には、長いこと泳いでいる父が、途中からイルカに見えました。父は、人間としてイルカと一緒に泳ごうとしたのではなく、イルカになって共に泳ぎたかったのでしょう。それができた父は後に、「あのイルカ達と仲良しになったよ。」と言っていました。

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2009年1月19日 (月)

冬の葱

冬の葱を、4センチ位に切るよ。冬の葱って、あの白くって太い、鍋に入れるあれだよ。緑のとこは、今日は使わなかったよ。それをオリーブオイルで焼くんだけど、中まで火を通すために、中火くらいがいいだろうね。なにしろ太いんだから。火が通ったら塩と胡椒で少しの味をつけるよ。それから仕上げにバルサミコをチャッとかけて、強火にして酢の「つーん」を飛ばしながら、葱にからめるよ。カチッと火を消したら、ひとつ食べるよ。これが一番おいしいからね。お皿によそったら、熱いうちにみんなで食べるよ。おいしいおいしい、騙されたと思って食べてみ、おーいしーい!この葱の中のとろーりは、じゅんちゃんの私に対する愛情やで。とお話ししながら食べたよ。じゅんちゃんはこの前、この焼いた葱をグラタン皿に並べて、チェダーをのせてオーブンで焼いたのを作ってくれたんだけど、チーズなかったし、今日は焼いただけのを作ったよ。

ずっと寒かった葱が、暖まってよかったよ。

2009年1月17日 (土)

アルバム

先日実家に行った時アルバムを見てたら、水色のカブの写真と、ヘルメットに貼ったヒョウ柄フェイクファーの残り布を貼り付けたブーツの写真も出てきたので、アピールします。ヒョウのヘルメットを見てほしかったけれど、実物も写真もありませんでした。

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2009年1月16日 (金)

このところまた寒くなってきたので、こないだまで青かったカンナもいよいよ枯れました。パリパリの茶色い葉になっても、すごい存在感なので、こわいおばあさんみたいです。

うちのアニソドンティアは、ほとんど1年中ピンクの花を咲かせています。葉は、毎日新しい小さい葉を数枚付け、また同時にぱらりぱらりと1日に数枚散ります。枯れ方が丁寧です。

エキナセアの種も収穫したし、庭中のいらない葉や茎は切り捨てたし、冬の庭仕事はひと段落したかな。れんちゃんに言ったらまだまだと言われるだろうけど。

羽根が冬毛のちいさな鳥たちが、うちの梅の木にやってきてひとやすみしてゆきます。窓からちょうど見える木なので、そのかわいいふくふくちゃん達を見るのが楽しみになっています。そうだ!今度、巣箱を作ろうっと!

2009年1月15日 (木)

ほっぺ

学研さんから出ている、読み聞かせと遊びの絵本雑誌「ほっぺ」の23号が、今日発売されました。私の書いた、ちいさなおはなしも載ってるので、ぜひ見てください。

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2009年1月14日 (水)

この世で美しいものは

この世で最も美しいものは、雪と、花と、星、そして赤ちゃんです。

ボーイが生まれたとき、日記にそう書き記しています。

そして、

この子のまばたきになりたい

とも。

一瞬で消えてしまってもいい、このまばたきひとつには、はてしない宇宙がある。そう思っていました。

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2009年1月12日 (月)

空想

私は空想が大好きな子供でした。どれくらい好きだったかと言うと、3日にいっぺんは友達の誘いを断り、ひとりで帰っていました。帰り道、じっくりゆっくり空想がしたかったからです。帰ったら帰ったで家族と一緒が楽しいのもあって、家ではなかなかひとりで空想できなかったですし。

公園でじっと座って空想したり、ぼちぼち帰りながら空想したり。家の門が見えると、ちょっと立ち止まって物語ををいい感じのラストにしてから、家に入ったのでした。

空想は、私が○○になったら、の王道が多かったと思います。あとは、ここを掘り続けたらどうなる、化石発掘の手順、蟻が家族なら、この世にペパーミントグリーンしかなかったら、うちの親がやくざだったら、実は私が明菜ちゃん、などいろいろでした。

塾には喜んで行っていました。夜、誰の邪魔もされず空想ができるからです。勉強しに行ったことはありません。一度母が塾のノートを見て、「なんで部屋の間取り図が書いてあんの?」と聞いたことがあります。その日、教室を家に見立て、ここはだいどころー、ここはテレビのへやー、先生がおとーさんー、あの子がおにいちゃんー、と空想していたからです。

集団下校が多い中、今の子供はなかなかひとりでボーっとする時間がないんじゃないかと思います。ふれあい一番コミュニケーション一番とお思いのお母さんは、家で子供がボーっとしてる時、話しかけないと!と思わないで、ボーっとさせてあげて欲しいです。どんな楽しいこと、考えてんでしょうね。

子供ができたら空想もお預けかな、と思っていましたが、寝かしつける時、添い寝してる時に、私の頭の中は自由な方向に飛びまわり、夜も暗い中、いろんな色の世界の中を空想できています。

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またスープ

またスープを作ってしまいました。おいしく出来てうれしいな。

このスープは栄養がいっぱいなので、お腹に赤ちゃんがいる人に食べさせたいなーっと、なんとなしに思いました。今はボーイがインフルエンザなので栄養はそっちに取らせますが。

2009年1月11日 (日)

インフルエンザ

昨日の夜、ボーイが急な熱を出して苦しそうだったので、座薬を挿したのですが引かず、今朝病院に行ったらインフルエンザでした。ワクチン打ったのにな。かわいそうなボーイ。ガールを実家に隔離させて、今日は一日2人でゆっくりしようと思います。

2009年1月10日 (土)

スープ

昨日は図書館に行ったり、ボーイに頼まれてた用事に行ったりしてから、帰って3つもスープを作ってしまった。私はスープが大好きなので、いろいろ考えて新しくおいしいのんを作りたくなります。ひとつは骨付き鶏とカリフラワーのミルクスープ、もうひとつは豆乳と味噌のきのこスープ、あとはトマトとレンズ豆とオリーブとあさりのスープ。わーみんなどれが好きかなー。

料理番組を見るのは好きですが、作ってゆく過程を見るのが好きなので、参考にはしますがそれをそのまま作ることはありません。料理本も、眺めるのは好きですが、数字に弱いので、分量を見ただけで嫌になります。

この前、雑誌においしそうなスープが載ってたので、写真をじっとみて真似して作りました。味も作り方も想像して作りました。れんちゃんがそれを食べて、「すごくおいしいな!なんだこれ、すごいな!」とあまり褒めるので、「本見て作ったんよ。」と雑誌をピラッと見せたら、じっと読みながら、「ん?違うぞ。」という感じだったので、「写真を見ただけやに。材料とか作り方とか、見てへん。」と白状したら、「それでええんや。においまで一緒や。」と言ってくれました。おいしかったからやな。

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2009年1月 9日 (金)

ビートル

このまま春が来るのかと思うほど暖かいので、最近みっけちゃんはほとんど暖機せずに走っています。そしてとても調子が良いのです。とても寒い日に、暖機もそこそこで走り出すと、すぐエンストするし、老体にムチ打ってる感じがします。

私が小さい頃は、1日に何台か古いビートルを見ました。二十歳くらいの時も、まだ見る事がありました。でも最近は全くと言っていいほど見ません。古い方のミニも、以前ほどは見ません。ダットラやサニトラも、見ませんなあ。ちょっとつまんないです。

みっけちゃんに乗ってると、エンジンの音がいいので音楽はいらないな、と思うんですが、長距離乗る時には音楽があった方がいいな、とも思います。ラジオが付いてるので、つボイノリオやテレホン人生相談は聞けますが、CBCラジオは急にアバなどかけるので、そんな時はラジカセ買おうかな、と思います。

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2009年1月 8日 (木)

臼について

昨日のもちつきは楽しかったです。子供達もつきたてのお餅をいっぱい食べていました。歯切れを良くするためと、硬くなりにくくするため、餅米にさつまいもを合わせてついたので、お餅はふわふわで優しい味でした。

石臼は、手入れが簡単だし長持ちします。お餅が早くつけるので楽でもあります。けども、水を吸わないので、つきあがったお餅がちょっとべちゃっとしています。そして手返しする人は手が痛くなります。木で出来た臼は、何十年使ってるとひび割れてきます。けども、おひつと一緒で、手返しの時の余分な水分を吸ってくれるので、お餅はだんぜん木臼の方がおいしいです。実家は木臼で保育園は石臼なので、この違いに気がつきました。これから臼を買おうとしてる方は参考にしてください。

グアムの写真を現像してきました。きれいな海を思い出しました。れんちゃんはもともと英語が話せたのですが、ロンドンでガーデナー達とずっと一緒にいたので、いつの間にか話す英語が労働者階級の英語になっています。グアムでも、海パンで砂を付けたまま車に乗り、スーパーに行きスラングを話すので現地の人のようでした。

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2009年1月 7日 (水)

もちつき

今日は保育園でもちつきです。今かられんちゃんと手伝いに行ってきます。

もちつきをしてると、いつも思う事があります。もちつきって、家庭そのものやなあ、と。

パッと見、アクションも大きく、「オレがついてるぜ!」な感じなので、打ち手(夫)があってのもちつきなようですが、本当にもち(家庭)を知ってるのは、手で直にさわってる手返しする方(妻)なんだな。「あと5回!」などと、じゅうぶんもちの具合を分かってる。もちろん打ち手がいなかったらもちは出来ないのですが。

私の実家では毎年年末にもちつきをします。私の手返しはスーパー手返しと言われています。ひっくり返すだけじゃなく、こにゃこにゃっとするのです。あー楽しみ!もちつき大好き!

2009年1月 6日 (火)

左の方の歯が痛かったのに今朝から左耳が痛いので、これはきっと肩こりだな。歯が痛いのが治って、よかったな。

昨日「ぼくには数字が風景に見える」を一気に読みました。これは数学の天才青年の手記です。彼はサヴァンで、複雑な数式が色や形、美しい風景に見え、数字に寄り添う感覚で、穏やかな気持ちになれると言います。

人とは違う見方が出来るということ。努力し考えて生み出すのではなく、脳みその構造の違いで、天然にそれが出来るのは、アーティストみんなの憧れだと思います。それを障害があるのに、という見方をするのが嫌いです。例えば、手の不自由な絵描きが、足で筆をつかみ描くというのは、彼が描きたい衝動に駆られたアーティストだからであって、決して同情して欲しいからじゃないのです。それをおばはんが「足で描いてすごいねえー、こんなに細かいとこまで上手やねー、私の手より上手いわ。」などと言うので嫌です。

ねむの木学園には、すんばらしい絵を描く方がたくさんみえます。なかでも、むらまつきよみさん、やましたゆみこさん、なかだよしえさんの描く絵に私は嫉妬します。「障害があるのにこんな絵が描けてすごい」んじゃないんです。多くの人達とは違う、特別な脳みそを持ってるから、こんな絵が描けるのです。それが羨ましいんです。

れんちゃんも一晩でこの本を読み、良かったと言っていました。年末に買った、ちばてつや全集はいまいちだったみたいですが。

2009年1月 5日 (月)

頭痛

今日は歯が痛くて頭痛がします。肩もこっていて、調子が出ません。明日から元気に陽気にいきたいもんです。あいたた。

2009年1月 3日 (土)

変な遊び

昨日台所でお皿を洗っていて、ふとリビングを見たら、れんちゃんが椅子の上に立って不自然な格好で下を見ていました。そこにはボーイとガールが大口を開けて寝ころんでいました。「何やっとんの!?」とびっくりして聞いたら、「こんなに上から仁丹口に入れとんの。」とれんちゃんがそれは楽しそうに言いました。

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2009年1月 2日 (金)

新年

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年末から昨日までグアムに行っていました。自分では絶対選ばない国ですが、れんちゃんのお父さんとお母さんが孫たちを喜ばせたい旅行なので、私はおまけのようについて行きました。

街に行っても日本みたいでなんにも楽しくないね、とレンタカーを借りて端っこから端っこまで見て回りました。街の人達とは違う、頑丈な表情の現地の人達が原始的トロピカルな暮らしをしていました。ちっちゃくてかわいい教会がいくつもあって、そこに向かう上半身裸の髪の長い男の人達を見て、今までイメージしていたグアムとは違う、もともとのグアムを見た気がしました。

左ハンドル右車線をれんちゃんに運転をしてもらったので、とっても怖いだろうと思っていましたが、とても上手でした。さすがに眠くはならなかったみたいでしたし。

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