MOE
さっき、絵を渡しに行ったら、編集者の方がとても喜んでくれました。あーよかった。ひと安心です。私は2月に見守られていると感じます。去年も、今年も。
昨日本棚から、絵本専門雑誌のMOEが出てきました。2004年のその号の特集は、「ニッポンの絵本作家100人パーフェクトガイド」というものでした。なぜこれを買ったのか思い出せませんでしたが、ぱらぱらと開いてみて、思い出しました。私は、絵本作家の方達の名前を全然知らないんでした。そう、MOEを買った理由は、名前を覚えようと思ったからなのです。今では、興味のない作家の名前なぞ覚えなくていいと思いますが、当時は自分のあまりの覚えの悪さに腹が立っていたんだと思います。それと、いつかここに載りたいな、とも思って買ったんだと思います。でも今見ると、あの人が載っていないのにこんな人が載ってる、と府に落ちないところもあります。
100人の作家達にアンケートを取っていて、印象深かったのが大道あやさんの、「子供には漫画っぽい絵も楽しいでしょうが、大人が読んでも見ごたえのある絵の絵本も、もっとたくさんあってよいのではないかと思いますので、そんな絵本作家が増えればと思っております。」というところでした。本当に、そのとおりだと思います。そしてあやさんの絵本は、子どもにとっても大人にとっても「ぐっとくる絵本」だと思います。
あと、驚いたのがスズキコージさんの好きな絵本作家、作品名が私と同じだったことです。エド・リアともじゃもじゃペーター。他であまり聞かない名前なので、びっくりうれしかったです。
コージさんの絵には、熱があります。文がなくとも絵が物語る、というのは絵本作家には特別ではないと思いますが、そこに温度を感じる絵が描けるのは特別な作家だと思います。
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