おおきなたからばこ
昨日フェリシモさんから、大きくなった「おはなしのたからばこ」の7月、8月配本分の絵本を送っていただきました。素晴らしいです。ためいきが出ます。これはすごいことです。宇野さんの「カエルの王様」、ちいさいサイズの時とは絵が別物に見えるほど、透明感も迫力も違います。いしいしんじさんの「赤ずきん」は、ほしさんの絵と共にせつないせつないが飄々と押し寄せ、胸が絞めつけられます。
東京であった原画展では、田島征三さんの「ふしぎなたいこ」の原画が、私には1番印象的でした。征三さんの絵はガラスに描いてるのかな、とずっと思っていたのですが、違って、白い紙に描かれていました。水みたいな、氷みたいな、あの透明感が出せるのは、征三さんだからなのだな。彼自身が透明なのだろうな。
たじまゆきひこさんの「へんなゆめ」も、すんばらしかった!編集の細江さんにお会いする時、いつもゆきひこさんの型染の原画をかついでみえた、あれが本になったのだなあ。ほわー。それにしても、ゆきひこさんの型染、すごいな!おじいちゃん、漬物、泥だんご、みたいなほっこりした優しさと、ものすごい潔いモダンさがあって、それはそれは素晴らしいです!このへんてこ兄弟は、ワーレーワーレーの、自慢だな!
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