宇宙飛行
宇宙飛行計画は、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画という順番に引き継がれていきました。なんべんもなんべんも、失敗をしました。高価なロケットが、目の前で爆発炎上しまくってきました。それでも人は宇宙へ行くことをあきらめませんでした。
失敗がなければ前へは進めない。人が宇宙へ行こうとする挑戦を知ったら、ひとりで取り掛かれない問題などないのではないかという大きな気持ちになります。ええ、ユニバース。
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宇宙飛行計画は、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画という順番に引き継がれていきました。なんべんもなんべんも、失敗をしました。高価なロケットが、目の前で爆発炎上しまくってきました。それでも人は宇宙へ行くことをあきらめませんでした。
失敗がなければ前へは進めない。人が宇宙へ行こうとする挑戦を知ったら、ひとりで取り掛かれない問題などないのではないかという大きな気持ちになります。ええ、ユニバース。
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機械読書については、詳しいことは知りませんが、インクを使って紙に印刷されているひとつの物語をひとつの「もの」として抱えこめられないというのが最大の短所なのではないでしょうか。
このインクはくさいけど、にじみにくい。こっちのはいいにおいがするけど、紙によってはにじむものもある。この紙なんかはにじまないけどね。この紙触ってみてよ、吸い付く感じだろう。この優しい色の紙、長編小説を読むときに目が疲れないんだ。この糸を使って閉じると糸が強すぎて紙がいたむ。大きい写真集なんかはこっちの糸がいいんだ。表紙はアートだからね、物語を最後にくるりっと巻き込む気持ちさ。物語をインクで紙に印刷して、順番に糸でまとめてきれいな表紙でカバーしたらどうなると思う?そこに宇宙がないなんて言い切れる?
それを持ち歩くということは、冒険泥棒や夢泥棒になっているということです。本と言わず、ブック、と言ってみて下さい。より感覚的に感じられるはずです。機械読書には、他のいろんなものが入っていますし、いろんなことが出来ますから、そうはいきません。
イントルネットを使ってここにアピールしている私ですが、これを除けば、この世にイントルネットはないものとしています。これを除けば、というのがへんてこでしょう。そもそもの始まりは、例えば荒井良二さんはたとえ山形のほら穴に住んでいても、あの絵が描けたらあのおはなしが書けたら、編集者は飲まず食わずでも探し出すだろう。けれど、私は絵もいけないし、おはなしだってへんてこだし、三重のほら穴に住んでいても、さっぱり探し出してもらえないだろうから、万が一どこかで私の絵本を見て気に入ってくれた編集者がいた時に、便利なイントルネットで検索しやすいように「つつみあれいの公式連絡先」として、電話番号だけを検索できるようにしたかったのです。すなわち、このアピールはもともと会ったこともない、編集者に向けてのアピールだったのです。
けれど、それだけというのはうまく出来なくて、それだったら絵本作家的に、1日1冊絵本紹介とかのブログにしようかな、それだったらメリーゴーランドのじゅんちゃんのやってるのがいいに決まってるし、「今日もじゅんちゃんのお勧めのこの絵本をお勧めします。まだ読んでませんが。」となってくるのは目に見えてるしなあ、人の描いた絵本を紹介するほどの余裕もないしなあ、むしろへこむくらいだからなあ。なんかないかな、そうだな、私自身のアピールでもしようか、てなことでこのアピールが始まったのでした。
最初は数人だった観覧数でしたが、今ではびっくりするくらいたくさんの人が見てくれています。私が、「㈱自費出版ではなく、㈲約束 という名前の出版社にして、公式アピール見てくれてる人に買うことを約束させて、売ろうかな。うふふ、新興宗教みたいねえ。」とれんちゃんに言ったら、「あれいよ、出版社を作るのは売れっ子になってからやぞ。売れてもいないのに自費出版するのは逃げているだけだ。」と言いました。れんちゃんいいこと言うなー!けどれんちゃん、私が言ってる冗談のうち、どれくらいの割合で冗談と理解しているのだろうな。
このアピールを最初に面白いと言ってくれた愛しいじゅんちゃん、今月号のクウネルに載っています。骨のところにローズマリーがぶっさしてあるステーキがおいしそうでたまりません。
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昨日はキキさんと家についての打ち合わせをしました。どんどんだんだん進んでゆきます。けれど、行く先には大きな岩がどかどか立ちふさがっているような、難問だらけなんでした。
山林という地目では家が建たないよ、水道管がものすごく細いよ、道に面する敷地があと4ミリ足りないから家が建てれないよ、などという、大きな問題が山盛りなのですが、れんちゃんと私だけでなく、キキさんまでもが、この土地にたっぷりの愛情を持って接してくれているんでした。頼もしいキキさん、あらゆる問題に頭をフル回転させて解決に取り掛かってくれています。
私はキッチン脇につくユーロスターコーナーと、庭のほら穴が、とてつもなくかっこう良いものになりそうで、うれしくてギンギンしたので、たまごを食べて、さっと寝ました。
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いよいよよっちゃんが産休に入りました。予定日まであと一ヶ月ありませんが、よっちゃん楽しそうにお店に出ていました。産休明けまでに髪の毛切りたいなー、というかもう切りたいんだよなー、どうしようかなー、と、よっちゃんにしか切ってもらったことがないので、少し考えようと思っていると、母としこが「髪切ってほしいの。」と言いました。もう何年も、としこの髪は私が切っているのです。
そのついでに、私は自分の髪をじょきじょき切り始めました。JJが、おー、と見ていました。としこは、「ちいさな狂気に見える。」と言いました。
柿の木の下で、家族はみな、髪を切るのです。
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こないだ、浅田政志さんの個展に行きました。だいすきな「浅田家」の中からもたくさん展示されてたし、未発表のものや新しく出た写真集からも数点展示されていました。お兄ちゃんの赤ちゃんが生まれて、増えた家族はほにほに笑っています。うれしいうれしいが伝わってきて、周りみんなに伝染していました。帰りに浅田さんからトルクショウのパンフレットをもらって、その足で四天王寺に行きました。写真師の松原さんが、れんちゃんの作った庭の写真を撮りに来てくれたんでした。庭ではないな、四天王寺さんの、織田信長のおっかさんのお墓の周りをきれいにしたので、その写真を撮りに来てもらったのです。
れんちゃん、お墓の周りをきれいにしたの。苔とか、草を植えたの。その昔から据えてある石畳に、もう馴染んでんのね、れんちゃんやったねえ。それにしても、おっかさんのお墓すんごいねえ、生えてきたみたいなお墓だねえ。
そしておとつい、そのトルクショウに行ってきました。ボーイとふたりで、中里和人さんと松原豊さんと浅田政志さんという三重出身の写真家の方達のお話を聞きに行ったのです。写真好きの私には、興味深い話しかありませんでしたが、特に、フィルムについての話には聞き入りました。私は、デジタルカメラは撮る行為がドラマティックではないと以前から思っていましたが、彼ら3人のフィルムで撮る理由がとても印象的でした。
カメラを構えて写真を撮る、写真家がそこにいる理由なんでした。
これは、絵本塾に入る直前に買った写真絵本「ヴァイオリン」です。私には、衝撃的な出会いでした。
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こないだれんちゃんの友達のサワチャンに初めて会いました。サワチャン、家を作ってくれるので、土地を見に来てもらったのです。サワチャンは、浮き足立つことのなさそうな、しっかりと地面に根を張ったような方でした。れんちゃんは、「あれいはちいさな建築家なんやわ。やで、よろしく。」と私を紹介しました。
サワチャンは、みんながこの土地を気に入ってるのか、ほんとにここでいいんか、となんべんも聞きました。れんちゃんと私はなんべんも「リスクが高いことはわかっとるけど、ここが大好き。」と言いました。れんちゃんも私も、あらゆる事に「何でこれにするのだ」と今まで言われ続けてきたけど、それで気持ちが揺らぐことはないねえ、と話しました。
その次の日、建築家のキキさんに会いました。キキさん、また立体の家すなわち模型を作って来てくれました。今まで4回会ってそのうち2回模型を作って来てくれています。その日の模型は、朝の5時までかかって作って来てくれたんでした。キキさんのワレッワレの家にかける情熱を感じます。その家は、見ているだけでうきうきする家でした。この模型の家がたたき台になるのです。たたき台ハウスが出来たということです。
キキさん、契約書を読んでくれました。長い長い分厚い契約書を、分かりやすいように読んでくれたのです。れんちゃんは脳みそをフル回転して聞き入っていました。私は絵を描いていました。
家を建ててくれるサワチャンも、家の設計をしてくれるキキさんも、一級建築士という資格を持っているといいます。私は「ちいさな建築家」かあ、他になんかピシッと決まる言い方ないかな、とれんちゃんに聞いたら、「あれいは特急麺点師だ。」と言いました。かっこいいなー!
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しばらく聴いていなかったレコードですが、ボーイが興味を持って聞きたがるので、また最近聞き始めています。ボーイは上手にターンテーブルをあやつります。お気に入りはthe cookiesです。裏も聞けるところと、溝が一本なところ、大きなところと黒いところ、そしてなんともいえない優しい音。ボーイがレコードに夢中になる理由はいっぱいあります。
昨日は保育園のバザーでした。私は餅つきの手返しをしました。一方的に話をするコミュニケーション不可能な人みたいな、一方的餅つきをする男性がいました。あれいの手返しは野球のセカンドみたいや、とれんちゃんは言います。
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家作りにおいて、私のことを最終手段と考えていたれんちゃんですが、建築家の木木さん、そう、我々が、わーれーわーれーが、結局たった一人しか会わなかった建築家のキキさんとの昨日の打ち合わせで、私のプランを提案しよう、と言いました。
2度しか会ったことがないのに最終兵器を出すなんて早いのではないか?とも考えたらしいのですが、いっこうに前に進みそうにないので、キキさんに、れんちゃんのベーシックさと私のへんてこさをうまく合わせてください、とお願いしたんでした。
今まで生きてきて、私達のへんてこさはさんざん却下されてきましたが、キキさんは、何ひとつできないと言いませんでした。そもそも土地だって、見た瞬間稲光が落ちたあの土地は、親だって友達だってあまり良く言わないようなへんてこな土地だのに、キキさん、魅力的だと言ってしょっちゅう見に行ってくれているのです。いいよね、と具体的に理解されているので、安心できるんでした。
私の設計すなわちプランアレックスは、風通しや奥の部屋の日当たりが足りなかったので、キキさんはそれらを考えてくれたり、より濃厚に私たちらしく楽しく過ごせるようなアイデアをどんどん出してくれました。そういえば、プランアレックスには、うっかり寝室がありませんでした。寝る暇がないほど売れっ子になりたいという願望の現われでしょうな。
こんなにもうまくいくなんてさ、楽しいなあ。ふたりの考えがどぎついほど生かされている。あれいよ、もう家は建ったようなものだな、と大満足なれんちゃんなんでした。
ちいさな建築家は、彼女の代表作、歴史に残る設計を仕上げた満足感にひたり、たまごを食べて、早く寝ました。
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アイパッドとかいう、ぺったんこの機械を見ました。そのぺったんこで小説が読めるのだそうです。機械読書、とか、そういう言葉も出来上がっていました。
ぺらぺらとめくる音も、パルプの感触も、インクのにおいもないのに、何が楽しいのだ。ぺったんこで小説を読む暇があったら古本屋さんに行って棚の端から端までの背表紙のタイトルを眺めなされ。カビのにおいといろんな字体に囲まれ、おじいさんの咳も聞こえます。あの感じ、トリップしているといってよいでしょうな。
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いつものほら穴に行って苔玉をこそげ取ろうとしたら、久しぶりにテンガロン君がいました。食べてよい苔と食べられない苔との違いを分かりやすく書いた看板を取り付けていたのです。「ありがとう。こないだ間違って臭い苔を取ってしまったから、この看板は助かるワー。」と私が言ったら、テンガロン君は「じゅぶんのため。」と言いました。そして、「しゅっぱいは成功の鍵。」とも言いました。ずざーざ!と言う音と共に現れたあげあし取りが、あげあしを取ろうとしましたが、何から言ってよいのか、まごついていました。
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こないだ初めてスタジオに行って練習をしてきました。私達は、ツーピースバンドすなわちふたり組なので、スケジュールの都合もばっちりです。バンド仲間はギターを、私はスティックを持って行きました。そこのスタジオにはドラムセットがあるからです。
思う存分にたいこをたたきました。じょうずでした。バンド仲間はうまくギターがひけないと嘆いていましたが、私にはとても上手に聞こえました。パブロックだとか、ブルースだとか、テキサス的な音楽だとか、いろいろ演奏したいな。歌は、どっちかが歌ったほうがかっこいいけど、私はいつもしどろもどろなので、歌はれんちゃん担当にしたいと思っています。作詞は私がしようかな。
アイルランドの巨人がやってくる
というタイトルのぶっ飛んだ曲をこしらえたいな。
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れんくゆの最後に家族でキャンプしに行きました。鹿を仕留めることで頭がいっぱいでしたが、すべての手順がうまくいかず、結局仕留められませんでした。だんごむしが私を止めにかかったのです。
あらゆる物を忘れてきたので、とても原始的なキャンプとなりました。夜、火を囲んでコーヒーをすすりながられんちゃんは言いました。「うちらは、うまくいかんことが3割あるけど、7割は楽しいな。」
私は、10割うまくいかんけど10割楽しいな、と思いました。
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今日は、なじみの海岸で潮干狩りをしました。すごい人でした。京都や大阪ナンバーの車もたくさん見かけました。
小さいレーキひとかきでバカ貝が4つくらい取れるほどの大漁でした。10分もすると大きなバケツに山盛りです。アサリはあまりいませんでした。バカ貝の砂出しが大変なのを知っているので、多くの人はバカ貝を無視して、わずかにいるアサリを探していました。我々は、ワーレーワーレーは、バカ貝をたくさん取り、砂だし作業に追われているのでした。
バカ貝とは、アオヤギのことです。ぬたにして食べます。
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さあいよいよれんくゆです。我が家のれんくゆは、今年初のキャンプです。チーズをこしらえたり、枝で歯ブラシをこしらえたりするのが楽しみです。しばかりもだいすき。チーズフォンデュもかかせません。しとめたばかりの鹿の足をもぎりとり、焚き火であぶり、食いちぎります。
バンド名を、水曜日にしようかアーリーモーニャーズにしようかベロニカにしようかバンド仲間と悩んでいます。
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