アリエッティ
今日で夏休みは終わり。最後の思い出に、ボーイと「借り暮らしのアリエッティ」を観に行きました。今月、ジブリ作品をたくさん観たので、シメにアリエッティを観たんでした。まだナウシカというのとパンダ子パンダというのを観れていませんが。
アリエッティ、例えばポニョとぜんぜん背景の描き方が違っていました。ポニョは色鉛筆でしっかりササッと描いてあるのに対し、アリエッティは、濃い絵の具で本当みたいに描かれていました。リアルなのとは違う、「本当にあるように」描かれていました。部屋の中のものが本物よりも濃厚な存在に感じるのは、アリエッティ目線だからだと思います。布クロスの刺繍やほつれの美しさは、あそこまで拡大して描かれると、よりきれいだと感じることが出来たし、釘だって触りたくなるほどきれいでした。ちいさい者たちが見ると、ものの光沢や暗闇はこんなか、とか音や静けさの感じ方も違うわな、と楽しめました。
アリエッティ、凛と強くてやさしい女の子だったな。最後フナを見て笑うところがうれしかったな。ここでこの音楽がこのボリュームでか?と思うところもありましたが、ボーイと観た久しぶりの映画だったので大満足です。
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