ツイットル
ピンチョンが脳みそに入ってこない。そういう物語なのかな。
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昨日の運動会、PTA親御さんズの綱引きの片方だけのチームを見ていると、「この綱の先に我が子が乗った船が流されようとしている、おとおたんとおかあたんは、手から血を流しながら一生懸命引っ張っています。ああ、いかんかもしれません、もうあかんかもしれません、ありがとうおとおたん、泣かないでくださいおかあたん、すべてはぼくが悪いんですから、流された先であえますように。」
綱引きを見て号泣する私を見て、そこまで想像しなくともよいとれんちゃんは言いました。
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自然にできたもの、神様が創ったものとでもいいいましょうか、その中で一番きれいな形だと思うのは、たまごです。葉っぱも花も雪の結晶もきれいなんだけど、私はたまごの形が一番だと思います。
人間がこしらえたもの、目的をもって作られたものの中では何が一番きれいな形だろうか。スプーンや電球もきれいですが、私が一番きれいだと思うのは、ブックです。本の形を思い浮かべるだけで生まれてきてよかったと思えるほどです。
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哺乳類なのにくちばしがある。卵を産んで母乳で育てる。水中では目をつむり、くちばしの中にあるセンサーで獲物を察知する。ああ、あのくちばしはどれっくらい柔らかなのだろう。さわりたいさわりたい。頭の中はカモノハシでいっぱい。
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こないだ増田さんもおっしゃっていましたが、ルーブル美術館へ行くと、10人から20人くらいの子供がしゃがんで一枚の絵を見ている光景を目にします。そのひとかたまりが見ている絵の隣には先生が立っています。
「はーい、ではつぎ、この絵の描かれているところは賑やかだと思いますか?それとも静かなところ?」先生が子らに聞きます。
はいっ ではジュリエット。
「静かだと思います。」
なぜそう思いますか。
「背景が、黒だから。」
そうですね、黒には静けさを感じますね。あとは。
はいっ ではジェラルド。
「みんな口を閉じているから、静か。」
そうですね、みな口を閉じていますね。ここでいったい何があったのでしょう。
「ごはんがない。」「お葬式。」「だんまりゲーム。」「花が咲かない。」
といった話をしているのでしょうか。彼らはもう1時間近く座っています。とても真剣に、楽しそうに1枚の絵を見ているのです。
日本の小学校の図画工作、担任の先生が評価するのをやめて、アーティストに丸投げしてみてはどうだろう。アーティストのかたよった意見や評価、視野の広いコメントを受けることが出来る。世界に自慢できるシステムではないかな。
今回草間弥生さんだったわ、奈良さんよ、と親がわおきゃおになるといけないし、彼らは忙しいので、私がみな受けようと思います。無理な分少しだけ、石井君に頼もうと思います。
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携帯では個展の日程などがわかんないとのご意見をいただいたので、ちゃんと打ち込んでアピールします。
ひげのおっさん図にのる展
●メリーゴーランド 9月15日から10月4日まで 10時~19時(最終日17時まで)
〒510-0836 三重県四日市市松本3-9-6 ℡059-351-8226
定休日火曜日
●ALEX 10月14日から11月4日まで 9時~17時(最終日15時まで)
〒514-0034 三重県津市南丸之内11-14 ローズビル5F 定休日土曜日
電話がないので、問い合わせはメリーゴーランドにお願いします。駐車場は近くにコイン パー
キングがふたつあります。
●メリーゴーランド京都 11月12日から11月24日まで 10時~19時
〒600-8018 京都市下京区河原町四条下ル市之町251-2 寿ビル5F
℡075-352-5408
改行がうまくできていなかったらごめんなさい。分からなかったらコメントやメールでお問い合わせください。
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昨日、れんちゃんと私はボーイが宿題をこなすところを見ていました。算数、得意なのか苦手なのか分からない答えのスピードで書き込んでゆきます。けど、ボーイ、ものっすごい宿題が嫌なんです。この世で一番嫌いなものは宿題なんです。1問答えを書いたら次にかかるまで数分かかります。その間、あー嫌だよう!とごねるんです。
まだ10以下の数字の引き算だし、一緒に頑張ろう、と励ましてもごねごね言うので腹が立ってきて、「9-2=2じゃないやろ!2-2=2やんか!」と言ったられんちゃんが激怒し、「お前が分かってへんのに怒って言うな!」と、もっともなことを言いました。
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ほら穴での誕生日パルティーは、夜になってから、そう、とても静かに行なわれました。みなボーイをみつめていました。たくさんのろうそくを灯し、ハッピバースデーを歌い、踊りました。贈り物をもらったボーイはうれしくてずっともじもじしていました。私達は、愛してる気持ちで満ち満ちていました。たとえろうそくが消えても、ボーイの笑顔が消えることはありませんでした。
過去に起こったことを、今、目の前で見ることは出来ないなんて思っていないかい。過ぎたことを現実に実際に見るなんて無理だと。いいえ、夜空を見上げてごらん、またたく星たちの姿は、とうの昔の姿なのだよ。ずーっとずーっと前という現在が夜にだけある。その星たちもが、ボーイを祝福してくれていたって、そんなおはなし。
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昨日はメリーゴーランドで増田さんのお誕生会がありました。増田さん、還暦なんでした。14歳みたいな60歳というわけです。仲良しズがいっぱい集まって、おいしいご馳走がずらっと並び、M-ROCKのライブもあり、最高にしあわせなパルティーでした。れんちゃんとボーイガールとで行ったので、みなで楽しめてうれしかったなあ。じゅんちゃんも来ていたのがめっちゃんこうれしかったな。
増田さんの巡回個展、東京の次に四日市メリーゴーランドの喫茶で、昨日から展示されています。その次は、津にやってきます。その次には京都にやってきますよ。増田サーカス団がやってくるんだよー。
今日はボーイの誕生日。今からパルティーが始まります。
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口の中にできものができて、のどにもできて、痛くて、耳まで痛くなって、のどのリンパ腺も痛くて、ご飯が食べれずドリンクできない上に、ずるい大人の犠牲になり、さかむけがひじまでさかのぼり、うまがうまく描けず、宿題の答えが分からず、コンビニがつぶれ、苔玉が品薄、つぶやきは届かず、激怒し、たまごを食べてさっと寝ました。
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アリエッティーを観にいった時、3Dのトイストーリーも上映するところだったので、どっちにしようか少し考えました。ボーイに、3Dについて簡単に説明しましたが、私も実際観た事がないので、いいのかそうでないのかは分かりませんでした。3Dの本は見たことがあったので、たぶんそういう感じ。げぼ出るかもしれないよ。
するとボーイは、最初からアリエッティーが観たかったし、そうする、と言いました。よかったーげぼ出やんとすんだわ。
3Dの話題になるといつも思い出す言葉があります。絵本塾に通いだした頃、増田さんが塾生に向かって言った言葉です。
「飛び出す絵本で表現せず、飛び出すような絵を描け!」
ポップアップ絵本を批判しているわけではなく、絵本に対する気持ちの持ち方についておっしゃったのです。描く覚悟をしなければと。
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夏休みの終わり、子供会のイベントでバルベキュルくどいな、バーベキューがありました。海に1時集合でしたので、間に合うように支度を済ませ、出発しました。
駐車場に12時半に着いたので、車の中で少し待ってから砂浜に出ました。ボーイとガールを連れて歩きながら子供会のメンバーを探したのですが、泳いでいる子供さえ、ひとりもいません。暑いなあ、みんな遅いなあ。もう1時はとっくに過ぎているよ。波がざんざん打ち寄せているにもかかわらず、ここは砂漠だ。いけない、またスライドギターが聞こえてきてしまった。おっかさんはもう待てない。と、そこにおばあさんがひとり、七輪で焼き鳥を焼いている姿が見えました。まさか、これが子供会バーベキュー会場ではないだろうな、けど、そうかもしれない、きっとそうだ、もう始めているのだ、親も子供達も誰も参加しない子供会のバーベキューを。怒っておるのだ、彼女は怒っておるのだ。
「遅れてすみません。」私はそのおばあさんに近寄りました。振り向いたそのおばあさん、どこの国の人だったのだろう。聞き取れない外国語で私を追い払いました。
すみません、とその場を去り、途方にくれました。もう帰ろうか、そう言うと、両手につないだ子らの手が賛成していました。汗びっしょりのその手が、はよ帰りたいわと言っていました。
車に乗って駐車場を出ると、隣接するヨットハーバーの方からおーいと呼ぶ声がします。みな肉をほおばっていました。
あー場所を間違えたよ、ごみんね。
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増田さん展、とてもよかったです。特に犬の絵がどれもよかった。いいなあ。好きで描いてる絵が一番気持ちいい絵だな。
最近、ツイットルというのがはやっていると聞きます。イントルネットでつぶやくことをツイットルと言うそうです。つぶやく?どういうことだろう。ツイットルを配信すると、どこかしらんから、きちんとフォローされると言うではありませんか。フォローする人には名前があって、フォロタと言うそうです。フォロ太だったかもしれません。たくさんの人がフォローできるのにもかかわらず、みなが同じ名前だとは、考えた人はめんどくさかったのかな。
「おなかすいた。」
「大丈夫だよ、きっともう少し歩けば食べるところが見つかるよ。」
「お金ない。」
「家に帰ればなにかしらんあるから、間違ってもそこいらに生えてるきのこなんか食べたらだめだよ。」
「お前は誰なんだ。」
「フォロ太!」
「つぶやいてるだけなんだからいちいち返してくんな。」
「それはフォロ太さんに失礼でしょう!だったらつぶやいてはだめよ。」
「割り込んできおって。お前は誰なんだ。」
「フォロ太!」
私が想像するツイットルはちょっといらいらしますが、本当にこのような感じなのでしょうか。人とつながりたいばっかりにつぶやくのでしょうか。私のアピールも同じようなものなのかもしれませんな。ツイットルは、字数が決まっていて、それがとても少ないのだそうです。なので、アピールしたいけど時間がないとき、隣でボーイが「ゴー、ヨン、サン、ニー、イチ、」などとせかしてくる時には、私もツイットルにしようと思います。
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