庭
| コメント (0) | トラックバック (0)
ボーイの運動会に、おいしそうなお弁当をこしらえることが出来ました。鯛めしのおにぎりをほおばるボーイは、ダンスをうまく踊りきった満足感とともにほっぺたがてかてか輝いていました。
昨日は運動会の代休だったので、ボーイのお友達ユーナチャンが遊びに来てくれました。みんなで森に行ったら野うさぎがいて、ずうっと追っかけていました。小ぶりで、ふわふわしてて、目がきょろっとしてて、かわいかったなあ。きのこも、いっぱいいっぱい出ていました。ノウタケが出ていて、ワレッワレは大喜びしました。
そして寝る前に、食感についてじっくり考えました。また報告します。
| コメント (2) | トラックバック (0)
新しい本が本屋さんに並びます。毎日毎日並びます。薄い本から分厚いのんまで、ちいさな本から大型ブックまで。おもしろい本もおもしろいない本も。おもしろいない本という言葉、三重弁で言うと、「お」と「も」を一番高く、あとはミレドで表現できます。おもミレド、そう、おもしろい。言えましたか。そこに「な」をまた高めに言います。そして「い」でまた落ちます。
新しい本が、本屋さんに並びます。分厚い本で、色とりどりです。そこに挿絵を描かせていただきました。赤いくつというおはなしと、金のガチョウというおはなしと、たべられたパンケーキというおはなしです。石井君とゆめちゃんも割り振られた分を描いています。365話あるので、いちにち一話は読んであげれます。
きっと見て下さいね。「幼子に聞かせたいおやすみまえの365話」というタイトルです。
| コメント (0) | トラックバック (0)
森に行きました。そこには2匹のねずみがおり、「ぼくらのなまえはぐれとぐろ。」と歌っていました。聞けば本名はグレタとグロボだと言います。彼らは、おさとうをいれて甘く煮ようねーなどと歌いながら栗を拾っていたところでした。
グレタに栗を分けて欲しいと頼むと、詳しく使い道を聞かれました。ボーイの誕生日ケーキの中に栗粒くりつぶを入れたいし、栗ームクリームをケーキの上にかけたい、マウントブランみたいに。そう説明すると、それ作って届けますよーと調子よくグロボが言いました。彼らはげっ歯類なので、病気になるのではないかと心配もしましたが、作ってくれるというし、よくみるとネズミではなくデバネズミというモグラだったので、無毒を知っていた私は頼むことにしました。
うちにはまだインタルホンがついていませんので、グレタとグロボは歯を使ってドアをごりごり鳴らし、到着を知らせました。私がドアをそうっと開けると、グレタとグロボはケーキ出来ましたから森まで取りに来てもらっていいすかーと言いました。私は彼らを、肌色の、しわしわの彼らを胸ポケットに入れ、森に急ぎました。すこし嫌な予感はしていましたが、案の定そのケーキはみんなに食べられていました。切り株に座るリスや鹿、ライオンもワニもいました。たぶんすっごくおいしかったのだと思います。みんなのほっぺたについてるクリームの色で、それが分かりました。
グレタとグロボは謝っていました。私は、グレタとグロボのこしらえたのとそっくりなクリームの色をしたケーキを買って帰りました。ボーイは8歳になりました。ろうそくをつけ、部屋の明かりを消しました。新しい家で、初めての誕生日パーティーが始まりました。ボーイが大好きなクリスマスソングのカセットテープをかけました。このぬくたい我が家で、ボーイは緑色をしたちいさなお魚なんだよ、トトは空、ママは海なんだよ、愛しているよ。
うふうふとボーイ、クリームをおいしそうに食べていました。
| コメント (0) | トラックバック (0)
最近毎回久し振りのアピールになっています。何をしておったのかというと、忙しく絵を描いておりましたし、忙しく遊んでおりました。
我が家には大きなテレビがあります。引っ越した時に買いました。私は20型くらいのちいさなものがよかったのですが、れんちゃんは映画を見るから大きなものを欲しいと言いました。結局、言い争いに疲れた私がマッサージチェア売り場で眠ってしまった間に、れんちゃんは大きいのを買ってしまったんでした。
昨日、その大きなテレビを見ながられんちゃんが、「アメリカではハンバーガー、イタリアではピザ、日本では何だと思う?」と聞いてきたので、おすしかうどんかと考えていたら、「寿司は日本を代表するごちそうやで、アメリカではステーキになるやろ、そうではない、片手で手軽に食べれるもんじゃないとあかんやろ。俺はな、餅やと思う。」とれんちゃんは言いました。
さらにれんちゃんはこう続けます。「餅のファストフード店がないからみんな思い浮かばんのだ。けど、日本は餅だのだ。」
「餅はのどに詰まる人続出で、ファスト店には向かないんじゃなかろうか。」
「いろいろあっていいんさ、そのまま食べてもいいし、さくさくと揚げてもいいんさ。」
「揚げたら菓子やん!」
「あー、餅のファスト店やりたいなー!」
へんてこなれんちゃん。けど、餅屋を営む日が来ても、あたいはついてゆくんだろうなと思いました。ファスト店ですから、さっさとします。きっと私は手返しをしていますから、きびんな嫁として人気が出ればいいと思います。
| コメント (0) | トラックバック (0)
みなさんの町にもたくさんの雨がふりこんできましたか。私の町にもたくさんの雨がふりました。そして、我が家には京都メリーゴーランドのじゅんちゃんがやってきてくれました。
じゅんちゃん、久し振りでしたが、あいかわらずにかわゆく、きゃんきゃん、だいすきでした。ボーイとガールも素敵なじゅんちゃんにそわそわしていました。
本屋さんが来た うちに本屋さんが来たんだなあ。本屋さんって、いいなあ。
本屋さん本屋さん。おなかにほこほこっとしたものが入ってる時の、あの感じが、すぐに思い出せるんでした。
| コメント (0) | トラックバック (0)
今日から新学期です。昨日の晩、あー夏休み終わったーとつぶやいたら、ボーイの目が潤っていました。けど、今朝になったら久し振りの友達に会うのが楽しみなようで、うきうきしていました。よかったよかった、私も久し振りに森に行って苔玉でもこそげ取りに行こうかなと、いつもの森にいくと、ほら穴の前にひとりの女の子が立っていました。
その子は、日曜日の朝みたいな女の子カペリーちゃんではありませんでした。その子はベッツィーナジョンソンという名前で、木曜日の昼寝中みたいな女の子でした。
ベッツィーナジョンソンは、私にこう言いました。「しごとを、見てほしいの。」
ベッツィーナジョンソンの後について私はすこし歩きました。ベッツィーナジョンソンが立ち止まったそこには、ちょっと、穴が掘ってありました。周りにはその穴を隠すように大ぶりの枝がぐるりと立ててあります。これは何?と聞くと、ベッツィーナジョンソンは、「ウムチ会場。」と言いました。
森にウムチ会場をこしらえるんがベッツィーナジョンソンの仕事だそうです。
| コメント (0) | トラックバック (0)