« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月27日 (木)

終わっちゃうさみしさ

描き終わったばかりのカラスの絵、今回も描いてて楽しかったなあ。黒の線だけの方、ゆめのなかでの男の子を描くのがだいすきなんです。もうすぐ描き終わっちゃうなーさみしいなーと何度も思いました。

それは、おもしろい本を最後まで読みきるのが惜しい気持ちと似ています。「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」という本がおもしろくて、一気に読むんですが、あと最後すこし、ちょっとゆっくり読んでいます。増田さんのおすすめの一冊です。まだ読みきっていませんが、私もだいすきです。もしかして。

絵描きと狂気のところ、とてもうれしかった。「危うさがないと表現者として嘘だという気がする、、、、表現者が心の闇に蓋をして何を生み出せるというのだろう。」

ちいさなちいさな狂気が、私にもあります。ほかになんにもできないけど、絵を描く女でよかったと思いました。

184

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月24日 (月)

運動会

今日はガールの運動会でした。土曜日が雨で、日曜日のグランドも水が溜まっていたので、月曜の今日になったんでした。

運動会や遠足が延期になったのは、生まれて初めてだと思います。ガールが生まれてからではなしに、私が生まれてから一回もなかったのです。なので、延期って新鮮だねっと思いました。

ガール、足も速いし踊りも機敏だし、天気もよいしおとおたんとおかあたんもおるし、おばあたんもお越しで、運動会をめいっぱい楽しんでおりました。

175_3

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月21日 (金)

ツイットル

ツイットルというのんでつぶやくとフォローされる、お願いしなくとも。それってほんとうかな。

こないだの保育園の集金袋、1円足らなくて、先生が「おしい…。」と言いました。絶対いつも間違った金額を入れるので、今回はとても惜しいのだそうです。そんなとき、さっと携帯電話を取り出して「1円だけ足りませんでした。」ってツイットルでつぶやいたら、いったい誰が「どんまい。」とフォローしてくれるんでしょう。そういうんではないのかしらん。

やってみたら楽しいんだろうな。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月20日 (木)

エンスト

今日、ひさしぶりにみっけちゃんがエンストしました。広い坂道でしたので、ニュートラルにして脇に寄せることができました。ジャフさんに来てもらって、つないでもらったら直りましたが、後部座席のシートをがばと外すと出てくるバッテリーの部屋が、プールになっておりました。その水をかき出して欲しくてみっけちゃんはエンストしたんだと思います。そんなことがなければ後部座席を外しませんから。ごめんね。ごみんね。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月18日 (火)

日曜日

最近は、朝がまだ青いうちから森に出ているので、もう今の時間になると眠たくなるんでした。けど、アピールします。

こないだの日曜日、後藤美月ちゃんの個展を見にメリーゴーランドに行ってきました。ボーイとガールを連れて、電車に乗って行ってきました。各駅停車に乗って急行に乗り換えてまた各駅停車に乗り換えたりして、電車を楽しみました。電車がごとんごとんとゆれる理由をボーイが教えてくれました。線路の継ぎ目だそうです。

四日市駅のデパートでもボーイは、三菱のエスカレーターの特徴を他社と比較しながら教えてくれました。エレベーターのことも、詳しく教えてくれました。デパートを歩きながら、ボーイはずっとラブソングを歌ってくれました。ガールは、エレベーターの中でだけ、ひょうきんダンスを踊ってくれました。くださいました。

メリーゴーランドには増田さんはいませんでした。神戸にお仕事に行ったそうでした。ざんねーん、けど、みゆきちゃんいたし、絵本買ったし、たのしかったねえ。美月ちゃんの絵、欲しかったねえ、けど、売れてたねえ、いい展覧会だったねえ。ガールは帰りたくなくて泣いちゃいましたが、電車に乗るとまた楽しくなるんでした。

ボーイの選んだ「くうき」という、まどみちおさんとささめやゆきさんの絵本が、すばらしくいいですに。ガールは「おじいちゃんがおばけになったわけ」という絵本を選びました。冒頭、おじいちゃんが死んじゃうところで、ガールは涙を浮かべながらでっかい鼻くそを食べていました。

そして私は「こころの免疫学」を読んで、サルサを食べています。れんちゃんに「リコピン教」があったら入る勢いやな。」と言われました。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月13日 (木)

園庭

今朝、森に行ったら、テングタケがいっぱい出てきていました。テングタケ、すっごくかわいいんです。特に出てきたばっかりの子の傘が、おかっぱ頭みたいなんがかわいい。

れんちゃんは福岡のワールドガーデンショーに行っています。今回出展していませんが、とても楽しみに行きました。私も行きたかったなあ。れんちゃんは、ガールの行ってる保育園の園庭をデザインして、それが出来上がったばかりです。何年かたって、植えたばかりの木が大きくなった頃、森の中の園庭みたいになるんだろうなと楽しみにしています。れんちゃんの作った保育園や幼稚園の庭は、ジャングルジムも木で作ってあって、芝のトンネルがあって、とてもすてきなんですに。

Ca85d1h2

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月12日 (水)

月の海

愛車みっけちゃんは、大雨が降ったあと必ず車内に雨水をためます。雨漏りではなく、床にある空気穴から地面に叩き付けられた雨が入ってくるんじゃないかと思うんだけど、本当のことはみっけちゃんか竹内君に聞かないと分かりません。

どれくらいたまるかというと、ドアを開けたらズアーッと流れてくるくらいです。車内の床からドアまでの5センチくらいの高さに池をつくっとるのです。物を使ってすくい出します。そういうところもかわゆい、すこぶる調子のよいみっけちゃんでした。

さて、月は、そこいらじゅうに大小さまざまなクレーターのある、岩と砂ばかりの砂漠のような天体ですが、地球から見える表側の、平らで暗い部分は海と呼ばれています。うさぎがお餅をついている、あのシルエットの部分です。たくさんの海には、それぞれに名前がついています。

雨の海  晴れの海 蒸気の海 島の海

寒さの海 静かの海 既知の海 雲の海 

湿りの海 危難の海 神酒の海 豊かの海 病の沼

虹の入り江 嵐の大洋  中央の入り江 露の入り江 夢の湖

月を眺めているだけで、つよい物語を感じられるようです。まるで絵本のその天体は、いつも私の目の奥をじんじん鳴らすんでした。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月11日 (火)

ぎんなん

家の近くのイチョウの木にぎんなんがなっていたので、落ちてる実を拾いに行きました。ぎんなんって雌にしかならないのですが、なかなか雌がいないし、そもそも見分け方を知らないので、ぎんなんがなるまで分からないんでした。枝を広げてるのが雌だと思っていましたが、そこのイチョウ並木はどの木も同じような枝ぶりで、その中の2本にぎんなんがなっていました。

雌はメスと読みます。雄オスと似てるので間違えませんように。エレベーターの開はひらく時に、閉はしめたい時に押します。

ぎんなんは、むっちりしていておいしいな。色も、きれいなきみどりで、すこうし透き通ってて、つやつやしているの。けど、すべりが悪いのよ。つるっとしているのにゴムみたいにつんのめるの。あたい、こういうのに憧れるワー

今楽しいお仕事の最中で、好きなきのこを16個描くんですが、16個は厳選だなーとあらためて自分のきのこ好きを実感しておるところです。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 7日 (金)

ガルガルガール

今朝、歩いていたら向こうから知事さんがやってきたので、あいさつをしました。今の知事さん、私と同じ年で、日本一若い知事さんだそうです。ですので、県庁まで歩いておるのでしょうかな。

きのこの研究をされてる原田さんから、今年もオオイチョウタケをたくさんいただきました。煮ても焼いても食感と香りが強く残る、おいしいきのこです。

原田さんが研究し続け、人工栽培に成功し、そして原田さんが和名も付けたキュートなきのこ、ガルガルのキャラクターを描かせていただきました。ガルガルガールというおんなのこです。

絵本作家たち展でポストカードと缶バッチを販売したのが最初だったのですが、今度三重県の四日市ドームで開催される「リーディング産業展みえ」というイベントで、コットンバッグを販売されます。お近くの方、産業に関心のある方は、ぜひ見に行って下さい。バッグのために絵を新しく描いたので、お楽しみに。11月2日(水)と、3日(木曜日で祝日)10時から夕方の5時までです。入場は無料です。担当の福本さんがへんてこなことばかり思いつくので、私は楽しくて仕方ありません。ガルガルガール、だいすき!

Ca7s20o8

いただいたきのこやラザニアをユーロスターコーナーで食べる子らです。すごく暗いので、ろうそくをたくさんつけました。

Caqak8i2

これがオオイチョウタケです。右下のコフキサルノコシカケは、原田さんがそのへんでむしりとってくれました。

そして、これがガルガルガールです。真ん中のかわいこちゃんです。

Caq54nvm

| コメント (2) | トラックバック (0)

2011年10月 3日 (月)

新しく描かせてもらっている絵は、グッズになる予定なのですが、私は、早くそれが欲しいと思っています。私が描かなくては印刷ができないのに、描く前からそれが欲しくて欲しくてほわーっとなります。

おとつい、ボーイとガールといっしょに森を歩いていると、たくさん栗が落ちていました。イガイガの中からつやつやの栗がこちらをのぞいておったのです。そのまま触ると手がオウッチ!と痛いので、枝や松ぼっくりを使って栗子くりこを取り出しました。栗子くりこは、売ってる栗の半分くらいの大きさしかありませんが、ころころと丸く、今まで見たどの栗よりも黒々として、ニスを塗ったようにてかてかしていました。私たちの栗子くりこは、ナッツを主張していました。

袋いっぱいに栗子くりこを拾いました。こりころと鳴りました。帰って、かあいい栗子くりこをむきました。そして、栗子くりこご飯にしました。炊き立てのご飯に埋もれながらも、栗子くりこはナッツを主張していました。ほっこりねっとり甘い栗ではなかったのです。栗子くりこは、たしかに甘く栗らしいいいにおいがしていました。けれども、彼女たちは最後までナッツを主張し、運命を謳歌していました。

Cacpa2uw

| コメント (4) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »