ワイヤーママ
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お久し振りですみません。夏休みはあっという間に一週間が過ぎます。後もうちょっとで終わっちゃう。さみしいなあ。
ボーイが夏休みのしくだいをいっしょうけんめいやっておるので、おもしろくてひっついて見ています。今日からはじめた工作は、ボーイから湧き出るアイデアに嫉妬しつつ鼻息荒くして見ています。夏休みのしくだいという言葉が好きですから、一日になんべんも言います。
ずっと夏は大嫌いだったけど、ボーイが小学校に入ってから夏休みのあいだ一緒に遊んでくれるので好きになりました。突然ぱっと好きになったのか、たらたら3年かけて好きになっていたのかは分かりません。とても落ち込んでいても、ボーイとガールが楽しいところに連れ出してくれます。夏ってセミがあほほどうるさかったりあせもがいっぱいできたり右折が怖かったりして嫌なんは嫌なんやけど、ボーイとガールの汗がいいにおいだったりきのこがいっぱい出てきたり、ジョニーメイプルのおなかの中に赤ちゃんが住みはじめたり、来年美月ちゃんと東京でふたり展することになったり、としこちゃんが元気になってきたりして、いいことがいっぱいあるんだと、楽しいことを目標に生きることは、憂鬱なきもちをとっておきの棚にしまい込んでおけることなんだと、夏は教えてくれました。
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編集者さんの南谷さんが、遠いところ横浜から三重県におこしになってくださいました!そして、「かわいいってなんだろう?」展と県立図書館にある巨大絵本の原画を見てくださいました。南谷さん、去年の震災直後の絵本作家たち展にも来てくださいました。横浜も、とても揺れたそうだし、ご自身のことだけでも大変な時だったのに、しっかり見てくださっていました。凜とされつつ飄々と流れてゆくようなしぐさ、小屋の中にちょこんと正座し、時間をかけて絵を見てくださったこと、私たちは忘れません。作家としてだけでなく、胸が熱くなるというかおおきな贈り物をいただいたような、つよくあって描かなければいけないと思いました。ほんとうに、ありがとうございました。
絵本専門の雑誌MOEのウェブがあります。そこに紹介して下さいましたので、ぜひ見てください。
http://www.moe-web.jp/reach/post-38.html
今日は、細長い三重県の、その南の方からはるばるバスツアーで来てくれた子らのために、かわいいってなんだろう?を一緒に見ました。子たちをぞろぞろ引き連れてあれこれ一緒に考えるのは、とても楽しく刺激的でした。静かな館内で、たくさんの子ら相手に話しまくっていると、あとからぞくぞくと親子ズが入場されてて、すっごくうれしかったなあ。私の展覧会ではないけど、うれしかったなあ。小さめの会場なのですぐいっぱいになっていて、比率で行くとシャガール展くらいだったのではないでしょうかな。
展覧会のアレちゃんコーナー写真、再びアピールです。しつこい。
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三重県立図書館で、巨大絵本の7枚の原画を飾ってもらってます。心優しい三重額縁さんに、「こちらのことはお任せ下さい!」とおっしゃっていただき、ほんとにそのまま甘えてしまい、何もせぬまま原画展を開いてもらいました。平野さん、加納さん、いつもほんとうにありがとうございます。
絵本の原画展って人気なようですが、原画がよくってもしゃーないので、原画展人気、へー、と思えます。巨大絵本の担当をして下さってる加納さんが、絵本の原画展が面白いのは、トリミング外にある、絵本に入ってないところや、色の試し塗りが見れるところにある、とおっしゃっていたのを思い出し、今回の原画展は紙を全面隠さずに見てもらおうと、マットなしで展示しています。いつも、必要以上に大きく描いているので、そこいらへんは見てもらえると思います。なんか恥ずかしいです。
そうそう、三重県立美術館さんの絵を描く時に緊張してしまい、なぜか紙の左上ぎりっぎりに描いてしまい、あとで困りました。
今は三重県のあちこちを巡回してる巨大絵本、県外にも展示することが決まったそうです。すっごいなー。いっそ日本全国を旅してきて欲しいなあ。どこで展示するか、またアピールしますね。
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