大晦日
そうこうしている間に大晦日がやってきましたね。年末は短くてさみしいです。毎日をたいせつに生きようっと。
きだちゃんに直してもらってる最中の公式アピールalei.jpですが、年末までは毎日ギャラリーの更新をしています。また絵がたまったら、2月か3月にどさっと更新していきます。キャリヤはもう少し時間がかかりそうなので、いいよと言うまで見なくていいですよ。今から今年の思い出を振り返ります。めんどくさいので見なくていいですよ。
今年は、初めての個展からはじまりました。メリーゴーランド京都でたくさんの絵を飾ってもらいました。「はい、ユニバース。展」という公式アピールでよく使っていたフレーズをタイトルにしました。こうしてアピールを見てくださってる人がいること、とても励みになっています。ありがとうございます。そうそう個展の作品を描いてるとき、はじめの頃はぐうっと沈んで描いていたから真っ黒の絵ばっかりで、だんだんハッピーになってきて色がついてきたり人が登場してきたりしました。その変化が自分でも面白かったです。ああ、毎年個展をしたいです。来年はふたり展をする予定です。後藤美月ちゃんと、都会で!
4月には三重県の巨大絵本ディスプレイが出来上がって各地に展示してもらいました。あの7冊の絵本たち大忙しで、三重県中からひっぱりだこだそうです。鳥取の図書館さんにも展示していただいたそうです。美術品を運ぶ特別な車で、でっかい絵本ちゃんズはいろんなところに行ってきたんです。いっぱいの人に見てもらえて、ほんとうにうれしいです。子らが「すいこまれそう!ぎゃーでっかーい!」などと叫んでくれるたびに、あの絵本実はどんどん大きくなっているんですよ。
三重県立美術館さんの「かわいいってなんだろう?展」のポスターやチラシを描かせていただいたことも、大きな出来事でした。小さな頃から通っていた美術館さんからお仕事をいただけるなんて、一生の自慢です。しかもしかもそのポスターの原画をあの美術館でおなじみのガラス張りのケースに入れてもらって展示してもらえたのです。今思い返しても鳥肌が立ちます。学芸員さんの絵に対する愛情をひしししひしひしと感じました。
小学校の図工の時間に行って、一緒に大きな絵を描いたのも楽しかったなあ。あっという間に終わっちゃったなあ。いつまでも描いていたかったねえ。たくさんのプレゼントありがとう!
そして9月には挿絵を描かせていただいた「マドレーヌちゃんは小さな名コック」が徳間書店さんから出版されました。初めての挿絵でしたが、お話に引き込まれ編集者さんに導かれ、ぽいぽい描けました。ほんとうに楽しかったです。ずっと笑って描いていたように思います。
今年もKalasの連載「ゆめのなかでぼくは」を描かせていただきました。裏表紙を描いて、もう4年くらいたつようです。来年のバージョンアップ、とても楽しみです。
そのほかにもちょこちょこと挿絵を描かせていただいたり、ガルガルガールの飛躍のお手伝いをさせていただいたり、ワークショップにお誘いいただいたり、グッズの販売をして下さったりと、とても楽しかったです。
みなさんどうもありがとうございました。
こう並べると少なく感じるけど、自分の中では今まででいちばんたくさんの絵を描いた年でした。幼稚園の時と比べても、数では負けていないと思います。うまいかどうかは、自信がないけれど。
どうぞ、しあわせなお正月をお迎え下さい。くろまめ。
| コメント (2) | トラックバック (0)